個人のパートナーとの連携を深めていきたい
- Q. 「じゃらんnet」は旅行ポータルサイトの先駆けとして2003年よりバリューコマースでアフィリエイトを展開しておりますが、「じゃらんnet」としてパートナーをどのような位置づけで考えていらっしゃいますか。また、パートナーが「じゃらんnet」を紹介する際に、どのような広告掲載が望ましいとお考えでしょうか?
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「じゃらんnet」牛田氏(以下U):
アフィリエイトパートナーは単なる集客だけではなく観光地を活性化させ、観光自体を盛り上げていただけるパートナーとして捉えています。広告掲載に関しては特にAPI、MyLink(マイリンク)に関しパートナーの意見を聞きながら上手く活用し紹介いただけるよう今後も継続してお勧めしていきたいと考えております。パートナーの皆様と協力体制を築きながら、その結果地域の活性化につながればと思っています。「ハイパー時刻表&ホテル情報」大槻氏(以下O):
パートナーには運営形態として法人、個人が存在しており、サイトの方向性にも、地域に特化したサイト、レビューを軸にしたサイト、大規模な旅行サイトなどがありますが「じゃらんnet」の場合、比率はどのような感じでしょうか?U:法人の割合が多くなっております。但し、個人パートナーはアフィリエイトパートナーでありながら、「じゃらんnet」のユーザーでもあるとも思いますので、大手法人サイトと組んで売上だけを目指すのではなく、個人パートナーに地域に密着した情報などを御紹介いただきたいと思っています。 周辺のレストラン、レジャー施設、おでかけスポット、近辺の住宅情報、交通情報のサイトなど多方面の切り口からの集客も多いので今後、個人パートナーとの連携も深めていきたいと考えております。
- Q. パートナーとして今後、「じゃらんnet」にどのような広告素材を増やしていただきたいとお考えでしょうか?
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O: 先ほどのお話しの通り、APIやMyLinkはパートナーでもスキルをもった人には有効ですね。最近の傾向としては最新情報が自動で表示される自動更新型バナーの使い勝手が良いと思います。テキスト広告に関してはたとえばコンテストを開催して、パートナーからテキスト広告の素材を募集する 内容にしたらどうでしょうか?
U: 面白そうですね。いくつかエリアをピックアップしてパートナーの皆様と一緒にコンテストが開けたら面白いと思います。「じゃらん」は元々、雑誌からスタートしているので、編集に関するノウハウはあると思います。
- Q. 「じゃらんnet」は今後、観光とビジネスどちらに比重を置いていく予定でしょうか?
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U: ビジネス・観光と規定せず、どれだけ間口を広げていけるかが重要になると考えています。観光に力を入れつつも、ビジネスの予約も増えてきております。
O: 観光という意味では海外のユーザーの利用はどうですか?
U: マーケットとしては、増加しております。「じゃらんnet」としては現在韓国の企業と提携しており、今後英語・中国圏などへの対応を検討しています。
O: 海外のユーザーからの予約にも対応されているのであれば安心してご案内できます。今後、海外展開が行われるということはアフィリエイトが広がりますので楽しみです。また、パートナーとしては航空券とのダイナミックパッケージがいずれアフィリエイトとしても実施できたら嬉しいと思います。
U: そうですね。対応できるよう検討したいと思います。

パートナーは長い目で見て集客していくことが大切
- Q. 数多くある業種の中で、パートナーとして旅行をお選びになった経緯と「じゃらんnet」をご掲載いただいている経緯をお聞かせください。
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O: 25年程前の話しとなりますが、サラリーマン時代に出張が多かったのですが、当時はインターネットがなくて初めて行く土地のホテルなど情報が全くありませんでした。そこで、各地の地元担当が持っているホテルや宿情報を入手していたことが始まりです。皆さんに便利に使っていただきたいと考えた結果、早い段階から使っていたネットで時刻表、ホテルデータが検索できるようなシェアウェアソフトを作って提供していました。それが旅行を選んだきっかけですね。
「じゃらんnet」と提携したのは、知名度が高くパートナーから見るとブランド力があるからです。 有名なので紹介しやすいです(笑)
また、「じゃらんnet」はシステムを公開したのが比較的早いこともあり必然的に、「じゃらんnet」とのつながりが深まったと思います。U: 途中で他の業種をやってみようなどとは思わなかったのですか?
O: 個人パートナーの場合マーケットの大きいところでやらないと、ある程度の注文の規模が取れないと考えており、その点、旅行は数兆円という規模の中で競合サイトと潰し合いにはなりにくいと考えております。 また、私は細く長くの安定志向でアフィリエイトを行いたいと考えております。アフィリエイトで失敗するパターンは、短期的な収益を求めるあまり長続きしないケースが多いと思います。長い目で見て集客していくのが大事でその中で旅行がマッチしていました。
U:なるほど。「じゃらんnet」としても、パートナーの皆様に短期的にではなく、長期的な集客のパートナーになっていただきたいと思っています。1年、 2年と時間をかけて、まずは「じゃらんnet」のファンになっていただき、送客してもらえるような状況を作って欲しいと思っています。
O: そうですね。長期的なお付き合いという意味で考えると、「じゃらんnet」としては新規会員の獲得を望まれていると思いますが、新規会員に関しては新たに社会人となる人を考慮しても、もう限られてきているとも思われます。これからは新規会員獲得も重要ですが、既存会員のリピーターを増やすための囲い込み施策が重要になってくると思います。今後、囲い込み戦略をうまくパートナーにも見せていけばいいと思いますがいかがでしょうか。

U:現在は、まず新規会員をとっていきたいという戦略で進めておりますがおっしゃっていただいた通り、既存会員に対してもきちんと施策を打つ必要があると考えております。次のステップの際は考えたいですね。何かしら方法・パターンがあると思うのでどれが一番効果的か検討したいと思います。
O: ご理解いただいているということで安心いたしました(笑)
パートナーの中でも成功しているパートナーは、自分のサイトのファンを獲得しておりリピーターになっていただいているケースが多いと思います。 ただ、最近ではSEOに踊らされるパートナーが多いのではないでしょうか。商品に関してもスポット的な商品が売れるパートナーは、リピーターを多く囲っているパートナーがほとんどだと思います。
パートナーとしては一生懸命リピーターを増やすことを一番に考えながら「じゃらんnet」と戦略を合わせていきたいですね。
- Q. 「じゃらんnet」の強みを教えてください。
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U: 「じゃらんnet」の強みとして3点挙げられるかと思います。
1点目としてはユーザビリティーです。いかにストレスなく予約できるかという点については様々なテストを繰り返しながら、常に進化しています。
2点目としては「クチコミ」が挙げられます。投稿頂いたクチコミを、良い内容も、悪い内容も全て掲載しています。誹謗中傷や禁止規定内容などを省く審査にもコストをさいていますが、やらせではない正確な消費者の声を一定のルールの上で掲載することで、宿泊施設を選択するための要素を提供しています。
3点目としては宿泊施設の方が情報を発信する、「宿ブログ」というコンテンツがあります。周辺の観光情報や季節の食材・花などの情報を日々更新していただいておりますので、現地から発信する情報が鮮度の高い情報が集められますので、宿泊施設の情報だけでない、観光地全般の情報提供ができます。
「じゃらん」の雑誌は、来年で創刊20年の歴史があり、認知度が高い媒体であると思っています。また、営業担当は、それぞれのエリアに住んで、密着型の営業を行っていますので、常に宿や現地の情報を吸い上げており、タイムリーにサイトや雑誌に反映させております。 そこは他のサイトにはない強みとなっていると思います。O: この間も「じゃらんnet」を使いましたが、違和感なく使うことが出来ました(笑)
無意識に操作できるサイトが一番使い勝手の良いサイトと思っています。U:ありがとうございます!
モバイルの今後の伸びに期待している
- Q. 「じゃらんnet」でこんな企画があったら面白いのでは?という企画はありますでしょうか?
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O: 自分のサイトはビジネスユースが多いので、たとえばクオカードつきの宿泊施設があるといいのではないかと思います。また、シングルをツインのシングルユースにグレードアップできるとか。特定のパートナーからの予約に関しては、何かおまけがつくとかできるとよいのですね!
U: そうですね。ビジネスホテルによっては、バイキングやクオカード付きのプランが組み込まれている 宿が増えてきました。「じゃらんnet」営業もそういった提案を実施しておりますので企画として面白いと思います。

- Q. 「じゃらんnet」モバイルについての展開はどのようにお考えですか?
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U: 成長率が大きいのはモバイルで、今後も伸び続けると思いますので注力したいですね。
最近はPCで見た上で最終予約をモバイルで行う方や、電車の中からモバイルで予約される方が増えています。以前のイメージで、直近予約として出張があるサラリーマンの方が利用するという印象がありますが、今後はPCと同じ環境になってくると思っています。O: PCで見て持ち出して携帯で予約する人が増えているならQRコードの活用などパートナーとしても対策を考えないといけないですね。
U:はい。10代のモバイル予約も増えてきており、今後も増えていくと思っています。PCとモバイル、という概念自体が今後無くなっていくかもしれないですね。
- Q. 「ハイパー時刻表」はじゃらんのAPIを取り入れておりますが、APIの有効性を教えてください。
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O: 「じゃらんnet」のAPIの良いところは、宿泊施設の検索だけにとどまらず、在庫まで検索できるところですね。在庫手仕舞の早い宿泊施設を案内すると販売機会の損失になりますので、在庫検索機能は非常に有効です。また、当日予約可能な宿泊施設といった案内も行えますので、ビジネス利用が多い当方のサイトにとっては差別化できる要因にもなります。
それが出来るのは今、「じゃらんnet」だけ。非常にアドバンテージが高く使い勝手がよいAPIと思っています。U: ありがたいです。APIをどんどん活用いただけると売上にもつながると思います。
O: はい。確実に注文も増えています。今後はモバイルAPIもバリューコマースのアフィリエイトに連携させてもらえると助かります。
U: はい。是非検討させていただきます。
- Q. これから「じゃらんnet」と掲載しようと思っているパートナーへメッセージをお願いいたします。
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(牛田氏からメッセージ)
短期的に稼ぎたいというより、長期的に観光地に集客を行っていただけるパートナーの皆様と一緒に頑張りたいですね。「じゃらんnet」を通じて単なるパートナーではなく、観光地の活性化・集客のパートナーとして一緒にその魅力を伝えていただきたいと思っています。(大槻氏からメッセージ)
旅行系のパートナーは長期的視野で考えて欲しいですね。
サイトを立ち上げ、アクセスが入り宿泊が実行されて報酬が入るまでを考えると最初の報酬入金が早くて半年ほどになります。ただ、一度報酬が入ると継続的に報酬が入ってくるので、長期的に安定してアフィリエイトを行うことが可能だと思います。短期的に見ると必ず失敗します。半年、1年という周期で見ていきながら地道に粘り強く続ければ、成果が上がる可能性が高いので頑張って欲しいですね。





