Session 1は基調講演として、弊社マーケティングソリューションズ事業を統括する長谷川より、「“広告”の転回と、“ナラティブ・マーケティング”の夜明け」と題し、現代の広告が直面する課題と、その突破口としてのナラティブ・マーケティングの可能性についてお話ししました。

「ナラティブ」とは、すなわち「物語」。効率性を追い求めるあまり、次第に敬遠される存在となった広告を、ファンと“共創するストーリー”へと転回することで、感情に寄り添い、信頼を育み、行動へとつなげる。そんな新たな広告の在り方を提起しました。

Session 3では、バリューコマースと株式会社visumoによるコラボセッションを実施しました。

前半は、バリューコマースの土屋が「インフルエンサーに選ばれるために大切なこと」をテーマに登壇。共感を広げるためには、熱量のある人が「自分ごと」として語ることが鍵であり、そのストーリーがファンを生み出し、共感のサイクルを回していく。それこそがナラティブ・マーケティング成功の要であると語り、そのためのソリューションとして、「Castbook」と「monicam」の2つのサービスをご紹介しました。

後半では、株式会社visumoの千林氏が登壇。UGC（ユーザー生成コンテンツ）の効果的な活用方法と、その導入事例について解説しました。UGCを自社ECサイトに掲載することで、滞在時間や回遊率の向上はもちろん、購入率・購入単価といった“売上に直結する成果”も得られていることが紹介されました。

最後に、バリューコマースのソリューションによって生まれたUGCを、visumoのプラットフォームで最大限に活用することで、両社の強みを掛け合わせた相乗効果が生まれることが示され、参加者にとっても実践的なヒントとなるセッションとなりました。

講演パートの締めくくりとなるSession 4では、楽天グループの清宮氏にご登壇いただき、ポイントサイト「楽天リーベイツ」が提供する新たな価値についてご紹介いただきました。

商品検索とアフィリエイトを融合させた「ディスカバリープラットフォーム」への進化に加え、楽天グループが保有する豊富なデータや商品フィードを活用することで、ユーザーに「発見から快適な購買まで」を一気通貫で体験させることの価値が提示されました。