管理画面徹底活用術

「管理画面を使いこなせば成果は上がる」

管理画面を使いこなすことで、時間や労力の無駄を省き、成果を的確に上げることができるようになります。とくにバリューコマース独自の「広告スペース」を正しく理解することで、統計情報にもとづいた広告の管理が行えます。そこで、管理画面の実践的な利用方法をアフィリエイトの先輩、オレンジスカイさんに解説していただきます。


第3回 確認⇒実践へ 月1回の行動マニュアル

今回は、管理画面上の機能を使って確認した情報をどのようにして自分のサイトへ反映させていったらいいかの具体的な方法論です。「月1回で済む」ようにやるべきことをマニュアル化しました。初心者から上級者まで使える方法論ですので、ぜひサイト運営の中に取り入れて実践してください。


(1)月1回 過去記事のリンク切れチェックをしよう!
ひとつひとつのページを戻ってリンク切れを確認するのは大変ですが、管理画面から一目でリンク切れが起こっている状態をチェックすることができます。まずは、管理画面にログインし、「広告スペースの管理」をクリック。


広告スペースの「掲載広告数」がゼロになっているところはECサイトのプロモーション終了撤退や広告素材の切り替えなどでリンク切れになっています。すぐにわかることなので、ゼロのものだけでもリンクを張り替えましょう。バナーの場合は、管理画面上で別の広告を選ぶだけで切り替わります。わざわざ掲載しているページを見つけなくてもよいので、とても簡単です。

掲載広告数がゼロになっているバナー広告の切り替え方
広告スペース名がリンクになっているので、まずはそのリンクをクリック。


掲載広告の欄に何も表示されていないはずなので、「掲載広告の追加」をします。掲載可能なECサイトの中から広告を選びなおします。ECサイトがプロモーションを終了撤退した場合は、競合であると思われるECサイトや同ジャンルのECサイトの広告を選択しましょう。HTMLコードはバナー広告の場合は張り替え作業の必要は無く、自動的に新しい広告が表示されます。

テキストリンクの効率的な切り替え方
テキストリンクの切り替えもバナー広告と同じ作業を繰り返すのですが、張り替え作業が必須です。テキストリンクをどこに掲載したのか忘れてしまった・・・という状況はがいちばん効率が悪いので、最初にリンクをサイトやブログ内に挿入をするときに一手間加えておきましょう。


広告スペース名は全角50文字(半角100文字)まで入力することができるので、挿入したページのURLをそのまま貼り付けておくと便利です。長いURLだと最後のほうは切れてしまうかもしれませんが、自分のサイトなのでだいたいの記事の予想はつくと思います。この広告スペース名をヒントにして過去の記事を探し、テキストリンクの張り替えを行いましょう。

複数のページに同じリンクを挿入する場合は、「広告スペースの詳細」で詳細情報の追加を行えば、URLやその広告に対する自分の説明文を挿入できます。


ほんの一手間ですが、急いでいる場合は面倒に思われるかもしれません。けれどこの手間をかけておけば、どの広告から成果が出ているのか、クリック数はどうなのかなどのデータも正確に取ることができますし、ECサイトのプロモーション終了撤退時に起こってしまうリンク切れによる販売機会損失を確実に防ぐことができます。更新するときに、この一手間のありがたさがわかりますよ。ぜひやってみてください。

(2)月1回 サイトの売れ筋傾向、成果状況をチェックしよう!
毎日の成果状況はチェックする人が大半だと思うのですが、月別にまとめて確認すると自分が成果を上げるのに相性が良い広告などの傾向がわかってきます。私は成果が月々伸びていると感じられたものは別のサイトにまとめたり、情報ブログを別に作ったりして広げていくようにしています。
成果状況は月の最後に確認してメモを取っておくこともひとつの方法ですし、CSVで出力をしてファイルでパソコンに保存しておく事も出来ます。


「注文リスト」でまずは検索をかけます。「処理日、承認済み」を選択して検索するボタンを押します。その後「CSVで出力」するとファイルがパソコンに保存できます。
このとき、「CSVファイルに商品の詳細情報を含める」にチェックをすると、Amazon.co.jpやYahoo!ショッピングで購入された商品の詳細な情報も同時に確認することができます。

Yahoo! ショッピングの場合「商品コード=店名」、「商品金額=販売金額」が表示されています。今まで注文リストでは、どのショップから何が売れているのかわからず、販売金額から予想するくらいしかできませんでしたが、これではっきりと傾向がわかるようになります。最近リリースされた機能なので、知らない方が大半だと思います。ぜひこれからはCSVの出力をしてから成果チェックや傾向の分析を行ってくださいね。

(3)月1回 新しい可能性を探ろう!
過去の確認や状況把握が済んだら、次の1ヶ月でできるサイトの収益アップやコンテンツ増加に向けて、新しい可能性を探っていきましょう。管理画面で誰でもできることは3つあります。

(1)新規ECサイトのチェック、提携作業をしよう
きっかけがないとなかなかチェックしない新規ECサイト。月に1回まとめて確認し、提携作業をすればもれることがないですし、数もそれほど多くないので10分ほどで終わらせることができます。この作業をきちんとしていれば、今まで素リンク(アフィリエイトリンクではない普通のリンク)をはっていたところを抜けなくアフィリエイトリンクに切り替えられます。


「オファーリスト」の右上に「新着ECサイト(過去1ヶ月)」というリンクがあります。提携前にはECサイトからの説明文と実際のサイトをきちんと確認して、自分のサイトに合っていると感じたら提携申請を出しましょう。全部のECサイトと提携していくと、数が多くなって実際には掲載する可能性のないECサイトからのメールもたくさん来るようになり、報酬条件の変更やプロモーションの終了等、本当に必要なメールや撤退情報を見逃す事になります。管理するためにも、確認をしてから提携申請を出しましょう。

(2)新しく始まったキャンペーンの内容を確認しよう
管理画面トップページの左上にキャンペーン情報一覧へのリンクがあります。一見してリンクと分かりづらいのですが、文字の部分をクリックしてください。


リンク先には報酬アップの連絡だけでなく、パートナー向けのプレゼント情報なども掲載されています。例えば「トップページに広告掲載をしたら商品を抽選でプレゼント!」などがあり、実は当選確率がかなり高いのです。私も今までに何度か商品やAmazonのギフト券などのプレゼントをいただいたことがあります。


提携していないとこういったプレゼント情報がメールで届くことがないので、このページを確認する必要性があるのです。そのほかにも新しいバナーができたこと、ウェブサービスに対応したことなどECサイトからの報告や変更も掲載されているので、提携作業にも役立ちます。月が変わったらこのページはぜひ一度見るようにしてください。

(3)サイドバーなど固定した広告の張り替え作業をしよう
商品レビューなどと一緒に掲載する広告と違い、サイドバーなどに固定して掲載している広告がある人も多いと思います。こういったリンクはきちんと効果の確認をしないと、全くクリックがされていないことに気づかず、意味がない状態のまま放置してしまいがちです。”1日に1クリック以上”安定して発生していない場合は、その広告から成果が発生する可能性は非常に低いので、もう少し相性の良さそうな他の広告に入れ替えましょう。


「プログラム統計」の広告スペースレポートで各広告スペースのクリック数が確認できます。初期設定のままだと1週間単位の確認になるので、7クリック以上がない場合は掲載の方法や広告自体を見直す方向で考えましょう。

このように管理画面だけでもサイトの状況把握から効率的な収益アップに向けての体制づくりまで、ずいぶんたくさんのことが簡単にできます。これらのことはわかっていてもなかなか実践しないという方も多いと思うので、「月に1回」月末か月初に行うと決めておくととても効率的です。
 一生懸命ブログやサイトで情報発信をしているのですから、リンク切れなどで訪問者に残念な気持ちを抱かせてしまうのももったいないと思います。情報発信することと同じくらいサイトを管理していくことも大切なので、管理画面を活用して無駄なく素早く「月1回」の実践をしてみてください。その意識が数ヵ月後には確実にサイトの品質向上や収益アップに結びつくはずです。