まずは、アフィリエイトの仕組みを理解しよう
「アフィリエイトが危ない」と言われている理由をご紹介する前に、まずはアフィリエイトの仕組みをかんたんにご説明します。
アフィリエイトとは、インターネット広告手法のひとつで「成果報酬型広告」とも呼ばれます。
企業は、商品やサービスを販売する際、マーケティング活動を行い、商品やサービスを拡販します。そのマーケティング活動の1つの手法が、インターネット広告であるアフィリエイトです。
アフィリエイト広告を利用して、商品やサービスを拡販したい企業は、バリューコマース アフィリエイトのようなアフィリエイト・サービス・プロバイダ（以下、ASP）にアフィリエイト用の広告を登録します。
サイトやブログなどのメディア運営者は、ASPに登録されている広告を自分のサイトやブログに掲載をします。その掲載した広告経由でユーザーが商品やサービスを購入・申込みした場合、売上の一部が報酬として、サイトやブログのメディア運営者に還元されます。
広告主側の視点で考えると、アフィリエイト広告は、ほかの広告と比較して、商品が一定の成果基準に達した場合にのみ費用（広告費）が発生するので、高い費用対効果で、商品をアピールすることができます。
現在は大小さまざまな企業がアフィリエイト広告を活用していて、アフィリエイトは信用度が高い広告手法として多くの企業に認知されています。
「アフィリエイトは危ない」と言われている3つの理由とリスク対策
アフィリエイトの仕組みについてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。アフィリエイトは、インターネット広告の手法としては健全なものであり、信頼性も高いサービスとなっています。
それではなぜ「アフィリエイトは危ない」と言われるのでしょうか。ここからはアフィリエイトが危ないと言われている理由をご紹介します。
「アフィリエイトは危ない」と言われている理由として、おもに以下の3つがあります。
- アフィリエイトは稼げない
- 情報商材や悪質なセミナーにだまされそう
- 知らないうちに法律違反をしてしまいそう
このようなイメージを持たれる背景や理由を、バリューコマース アフィリエイトからのアドバイスや取り組みも交えながらご紹介していきます。
アフィリエイトは稼げない
「アフィリエイト=稼げない」というイメージを持たれる理由として、アフィリエイト市場を取り巻く環境の変化があります。
まず、1つ目として、個人のアフィリエイトサイトでの集客が難しくなったことがあげられます。
これは、「オウンドメディア」と言われる、企業が自らメディアを作成して運用をはじめたことが一因となっています。企業メディアは、サイト運営にかけられる人員や費用が個人メディアに比べて多いため、ページ運用のスピードやSEO対策など、サイトのパワーが個人メディアより優位になる面があります。
また、最近のGoogleアップデートによる権威性の重視などSEOを取り巻く環境も、企業メディアが集客において優位になっている一因となっています。
2つ目として、競合サイトが多くなっていることがあげられます。
アフィリエイトは、副業の中でも参入障壁が低く、パソコンやスマートフォン、ネット回線があれば、だれでもはじめることができます。そのため、先ほどの企業メディアと合わせて、個人のアフィリエイトサイトは増加傾向にあり、年々競合サイトが増えているため、1サイトあたり、1つのキーワードで獲得できる集客数が少なくなっている可能性があります。
参考：バリューコマース株式会社 決算説明資料（2023年12月期 第1四半期）
このような背景により、アフィリエイトをやっている方が「アフィリエイトで稼げなくなってきた」と感じていると考えられます。
アフィリエイト市場を取り巻く環境が変化しているなか、実際に稼ぐことができている個人のアフィリエイトサイトは、どの程度いるのでしょうか。
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の調査によると、ひと月のアフィリエイト収入とアフィリエイトを開始してからの年数について、1万円以上～3万円未満のところで、2年以上かかったというサイトが5割以上を占め、5万円以上～10万円未満では3年以上が半数を占めています。
ひと月のアフィリエイト収入×アフィリエイトを開始してからの年数
引用元：アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2023
実際に稼げるようになるまでにはある程度の時間が必要となります。そのような実情もあるため、「アフィリエイト=稼げない」というイメージを持たれる方がいると思われます。
しかし、現在稼げていない方でも、正しい知識を覚え、アフィリエイト運営のやり方を変えるだけで収益が上がる可能性があります。
アフィリエイト運営で知っておきたいことや、収益が上がりやすくなるためのコツをバリューコマース アフィリエイトの学習コンテンツ「ステップアップガイド」の記事とともにご紹介します。
① 持続的な活動が大事
アフィリエイトで稼げるようになるのは時間がかかります。
まず、サイトを開設してから、記事を作成し、検索結果画面に自分のサイトが表示されるまでに2ヵ月～3ヵ月かかることもあります。
一般的には、収益が上がりはじめるまでには、半年から1年の継続したサイト運営が必要です。
アフィリエイトの収益モデル
収益が出ない中でも折れずにひたすら記事を書くことを継続していれば、3ヵ月目以降にはアクセス数は伸びはじめ、半年から1年後には収益は上がっていきやすくなります。
これからアフィリエイトをはじめる方も、すでにアフィリエイトをはじめている方も、諦めずに継続してアフィリエイト運営をしていただければと思います。
② ユーザーに寄り添った記事を書く
アフィリエイトでSEOに強く、商品の売れやすい記事に仕上げるには、ユーザーに寄り添った記事を作成することが大切です。
- ユーザーの悩みを解決できているか
- ユーザーにとって文章はわかりやすいか
- 必要な情報は網羅されているか
このような要素が満たされているかをチェックしつつ、本当にユーザーのためになる記事に仕上がっているか、しっかり吟味しながら作りましょう。 ユーザーの役に立っていれば、直帰率が下がり、滞在時間も増えますので、ユーザー体験の優れた記事としてSEOでも上位表示されやすくなるでしょう。
③ 競合や企業メディアとの差別化を図る
サイト作成に慣れていない段階で、「脱毛」「クレジットカード」などのビッグワードでの集客を狙っても、ライバルに勝つことは困難を極めます。ビッグワードは稼げるキーワードでもあるだけに、強豪サイトや企業サイトがひしめいているからです。
そこで、ライバルの比較的少ないようなロングテール（検索ボリュームの小さな）キーワードを狙って攻めていくことをおすすめします。
たとえば、同じ脱毛でも「すね毛 薄くする」「ヒゲ 濃い」といった悩みキーワードが存在します。これらの検索ボリュームは少ないですが、それだけ悩みの深いユーザーを集客することができます。しっかりとお悩みを解決できるようなページであれば、商品を購入してくれやすくなります。
このような点を意識するだけでも、収益は上がりやすくなります。アフィリエイトをはじめたけど、まだ収益が上がらないという方はぜひご参考にしてみてください。
高額な情報商材や悪質なセミナーの勧誘にだまされそう
次にアフィリエイトが危ないと思われている理由として「高額な情報商材でだまされそう」や「悪徳なセミナーに呼ばれそう」という声を聞きます。
Web上やSNSなどで、根拠や保証がないのに「必ずもうかる」という、うたい文句でアフィリエイトの情報商材が販売されていたり、「アフィリエイトで絶対に稼げるノウハウを教える」などのセミナーがよく出回っていたりします。
こういった情報商材やセミナーは、品質が担保されていない割に高額であったり、入会金も高額であったりと、トラブルになるケースが多々あります。
以下のようなことに注意をして、安易に購入や参加をしないようにしましょう。
注意点① うたい文句に注意する
アフィリエイトでは「かんたんに稼げる」や「絶対に稼げる」などの方法はありませんし、自分のライバルが増えるので人に紹介をすることはあまりないでしょう。
一方、ASPやJAO（日本アフィリエイト協議会）などが主催しているセミナーでは、無料で参加できるものが多く、悪質な勧誘などもありませんので、安心して参加することができるのでおすすめです。
このようなうたい文句の情報商材やセミナーには注意をしましょう。
「限定公開！ アフィリエイトで月100万円稼いだやり方とは」
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注意点② 価格を確認する
情報商材の価格やセミナーの参加費で、○○円以上であれば高額という、明確な基準はありませんが、金額と中身が見合うとは限りません。金額にかかわらず怪しい商品は買わないようにしましょう。
また、情報商材の価格でよく見るのが、「二重価格表示」です。明確に通常時の金額を表示しないまま、「いまだけ◯◯万円」「100人限定◯◯万円」といった通常時よりも安い価格で販売しているかのような表記のことです。このような表記には注意をしましょう。
注意点③ 特定商取引法に関する表記があるか
情報商材でのビジネスは、特定商取引法の規制を受けます。情報商材の販売ページなどに「特定商取引法に関する表記」があるかを確認しましょう。特定商取引法に関する表記として、販売者の住所・氏名・電話番号などの記載が必要になります。このような特定商取引法で決められている内容が記載されているか注意をしましょう。
このような点に注意をして、怪しい情報商材やセミナーには十分気を付けましょう。
バリューコマース アフィリエイトには、どなたでも閲覧ができ、ご自身のレベルに合わせてアフィリエイト運営について学べる「ステップアップガイド」があります。広告の選び方から掲載のやり方、記事の書き方、SEO対策、外部ツールの利用方法など、アフィリエイト運営に必要とされる情報を豊富にご紹介しています。
もちろん無料で公開していますので、情報商材などの高額商品を購入する必要はなく、アフィリエイトについて学ぶことができます。アフィリエイト初心者の方には、ぜひ参考にしていただきたいコンテンツです。
知らないうちに法律違反をしてしまいそう
正しい知識がなくアフィリエイト運営をしていると、法律に抵触する行為をしてしまう可能性があります。このようなこともアフィリエイトが危ないと言われている点です。
アフィリエイトにおけるNG行為
アフィリエイトで抵触してしまう可能性がある法律は、主に次の4つです。
- 著作権法
- 景品表示法
- 薬機法（医薬品医療機器等法）
- 健康増進法
以下のようなことに注意をしましょう。
- 許諾をとることなく、TV番組や映画、漫画などの動画や画像を使用する（著作権法）
- 実際よりも著しく「よいもの」「安い」のような書き方をし、誇大・虚偽の表現をしている（景品表示法）
- 「セール中のため500円で販売」と記載されているが、実際はいつも500円で販売がされている（景品表示法「有利誤認表示」）
- 裏付けとなる根拠が乏しいにも関わらず、商品説明で「ウイルスや菌を99％除去」などと表示している（景品表示法「優良誤認表示」）
- 化粧品の紹介で「シミが消える」「アンチエイジング効果」などの効能効果の範囲を超える表現（薬機法）・「本品に含まれる○○○などの成分は、糖尿病の予防に効果があります」といった医師などの診察もなく疾病を治癒できるかのような表示や、「1日にたった1粒でなにもしなくても勝手に痩せる」などといった摂取するだけで効果が得られるような表示（健康増進法）
通常のアフィリエイト運営をしていれば、こういった法律に抵触することはないのですが、このような行為をしないためにも、きちんとした知識を身につける必要があります。
バリューコマース アフィリエイトでは、啓蒙コンテンツとして「アフィリエイト運営ポリシー」を公開しているほか、法律に関するセミナーを実施するなど、アフィリエイトサイト運営者が安全に活動をできるように取り組んでいます。
まとめ
アフィリエイトは危ないと言われている内容やその理由をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。アフィリエイトは仕組みを理解し、しっかりと取り組めば、きちんと収益を上げることが可能なサービスです。
また、バリューコマース アフィリエイトは、国内最大級のASPとして、多くの広告主・アフィリエイトサイトにご利用いただいています。
安心・安全なアフィリエイトサービスの提供を目指すとともに、大手広告主の取り扱いや注文発生につながりやすい機能、豊富な学べるコンテンツ、振込手数料が無料など、アフィリエイト初心者の方でも、アフィリエイトをはじめやすい環境が整っています。
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みなさんの参加をお待ちしています。
