メディアアワード新人賞受賞者のお悩みを、「ひつじ」さんによるサイト診断の結果とともにお届けします。今回は、回遊率をあげるための内部誘導の工夫をおこないたい、「冷凍弁当.jp」さんからのご相談です。

※メディアアワード 2020上期 結果発表ページはこちら

こんにちは! ご相談いただきありがとうございます。

冷凍弁当の特化サイトにおいて「直帰率を下げたい」「回遊率を上げたい」ということですが、これは内部リンク施策よりも別アプローチで改善していくべき課題ではないかなと感じます。(内部リンク施策についてはもう十分できているとも思いますよ)。

上記の前提を踏まえてですが、直帰率の低下、回遊率の上昇について、私なりの考察と提案をさせていただこうと思います。

直帰率が高くなってしまう原因考察と改善提案

いま高い直帰率をつくっている原因についてですが、以下の2つのウエイトが大きいと感じます。

1.求めている情報がすぐ見つからない
2.文字が多くて読むのが億劫

実際に、冷凍弁当を検討している人が強く気になっている情報としては「どんな弁当が届くのか?」「弁当はおいしいのか?」といった点ですよね。

このニーズをすぐ満たせるコンテンツであれば「読む価値がある」と判断されるでしょうし、ここがすぐ満たせないコンテンツであれば「読む価値がない」と思って離脱されてしまうでしょう。

そして、いまの「冷凍弁当.jp」さんのページでは「どんな弁当が届くのか」が、すぐに読者に伝わっていないのが最大の問題である可能性があります。

食レポのページには実際の画像がたくさん載っているのですが、肝心のキラーページには画像がほとんどない(バナー画像だけが置かれている)状態で、これが非常にもったいないと感じます。

ほとんど文字だけで冷凍弁当の良さを伝えようとしているので、これを受け取れずに離脱に至ってしまう人が多いのではないかと考察しています。

改善策としては単純で、おいしそうな冷凍弁当の画像をもっと配置するということをします。「この弁当おいしそうだな」「この弁当なら注文したいな」と思わせるような画像をもっと配置し、ユーザーの興味を惹きつけていくということですね。

また、文字が過剰なところはもっと削る(もしくは画像に差し替える)といいと思います。SEOを意識して構成を組まれているので長文化しているかもしれませんが、それでも読者の読む負担をできるだけ軽減してあげた方が直帰率は下がると思います。あまり文字が詰まっていると読みたくないですからね。

こういった改善で読者にとって欲しい情報が記事に増えてくると、直帰率改善だけでなく成約率アップにも繋がっていくはずです。内部リンクなどの施策はもう十分なので、まずはコンテンツ部分の見直しを優先的にやってもらえばいいかなと思います。

常にフレッシュな情報を更新し続けていく仕組み作づくり

フレッシュな情報を更新し続ける「仕組みづくり」がしたいのであれば、それはごくごく単純に外注化になるのではないかと思います。

1.各公式サイトの更新有無を日々チェックしてもらう
2.更新があればその箇所を報告してもらう
3.WordPressにログインして記事を更新してもらう

1から3まですべて任せられる人がいれば理想ですが、その分依頼料もあがると思います。

1と2だけを格安でやってくれる人を見つけて、3だけ自分でやるか、別のwebライターさんにお仕事として投げるかといった対処をすればうまく回るのではないでしょうか? 特に1と2の作業も自分だけでやっていくと結構負担ですし、この辺りは人を入れる価値が十分にあると思います。

それで余った時間を使ってコンテンツ制作に充てたりして、売上を増やす時間に使っていかれるといいかと思います。

また、もし「メンテナンスの負荷が重い」とすでに感じているなら、取り扱う商標数を限定するのも必要かと思います。すべての商標のレビューを回っていくと作業もどんどん増えていくので、メインで推していくものを数種類に限定して回転しやすい形に留めるのもいいかもしれません。

まとめ

せっかくコンテンツが充実しているので、あとは魅せ方の努力でもっと直帰率や成約率は良くなるポテンシャルがあるサイトだと感じました。

手間のかかる保守作業は一部外注化しつつ、コンテンツ改良の部分にじっくり集中して時間を使ってみてはいかがでしょうか?

この度はご相談をいただきありがとうございました!