かん吉さんに執筆いただいた「法律違反に要注意、気づいたらすぐに対応を」について、お届けします。法律違反に注意して記事を書きましょう。意識していなくても、気が付かないうちに違反をしている場合があります。問題があっても、すぐに対応すれば解決するケースが多いです。連絡フォームは必ず設置しておきましょう。
目次
ブログ運営に関連する法律
ブログ運営に関連する法律をまとめました。よく読んで、気を付けましょう。
(1)著作権
他人のブログから文章や画像をコピーして使用するのは絶対にやめましょう。被害があったブログが盗用の事実を公開すれば、多くの人の元へ情報が届きます。盗用ネタは拡散しやすいです。ブログの信用は一気に落ちてしまいます。
(2) 薬機法
医薬品でないのに、薬のような効果があると紹介してしまうと、薬機法に違反します。たとえば、健康食品を「一日3 粒で痩せます」、化粧水なのに「お肌のシミが消えます」とは、紹介できません。薬事法ルールがまとまった「薬事法ドットコム」(外部サイト)は、健薬事法・医師法・医療法・景品表示法・食品衛生法・JAS法などに関するルールが細かく記載されているため、記事を書くときには参考になります。
(3)景品表示法
実物よりも良いものと誤解させる表現はNGです。根拠のないランキングを公開して、ライバル企業の順位を不当に下げたり、二重価格をつけてお得だと誤解させてはいけません。
(4)名誉毀損、プライバシー侵害
他人の社会的評価を不当におとしめるような行為は、名誉毀損罪となります。特定の人の悪口をネット上に書き続けるような行為は、絶対にやめましょう。他人の私生活の様子を許可無く公開することは、プライバシー侵害にあたります。
(5)その他法律
金融商品の商品紹介に関しては「金融商品取引法」、クレジットカードやローンについては「貸金業法」に注意が必要です。過度な誘引や間違った情報の掲載はしないようにしましょう。
連絡フォームは必ず設置
連絡フォームは、必ず設置しておきましょう。違反があっても、すぐに対応すれば問題は収まることがほとんどです。本人に連絡が取れないと、サーバー管理会社などに連絡が行って、アカウント凍結といった最悪の結末となる可能性もあります。
まとめ
法律違反ではなくても、他人にとって迷惑な内容のブログは、読者が敬遠します。読者にとって有益な記事を書きましょう。
プロフィール 菅家 伸(かん吉)