アフィリエイト初心者向けの連載、「レビューの書き方2 アフィリエイトに必要な写真とは?」に続き、「株式会社だいすきラボ 近藤愛さん」に執筆いただいた記事をお届けします。 

「戦略的アフィリエイト」に必要な要素は2つ

ここで改めて皆さんに問いたいと思います。「アフィリエイトってどんな広告手法でしょうか?」。一番重要な特徴は、既存のメディアで使われている広告にはない「成果報酬型」という仕組み。たとえば、TVや新聞広告のように、放送、掲載すること自体に報酬が発生するワケではなく、そこからその商品、もしくはサービスを購入した人がいて初めて報酬が発生するわけですよね。

「戦略もなく、ただ記事をいっぱい書く」「アクセスの質にこだわらず、とにかく人を集めようとする」当然、そんな考え方では結果は出ません。それでは、どういった考え方が必要なんでしょうか?

「戦略的アフィリエイト」を実現させるために考えないといけないポイントは、大きく分けて2つあります。

  • ターゲット(キーワード)
  • 商材のポジショニング(サイト内導線)

まずは、ターゲット(キーワード)から説明していきます。

ターゲット(キーワード)

ターゲットとは、年齢や性別、居住地など、さまざまな特徴を持ったユーザーの中から、自分のサイトに集客する層を決めることです。中でも、アフィリエイトにおいては特に、「その消費者が、どの購買行動の位置にいるか」が最も重要になってきます。

消費者購買行動モデル 注意→関心→欲求→行動

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たとえば、扱う商材(広告)が、「『加水分解卵殻膜エキス』というちょっと特殊な成分を配合した美容液」だとします。

▼「消費者購買行動モデル」の右、最もAction(行動=成果)に近いのは、すでに加水分解卵殻膜および、それを配合した化粧品のことを知っており、その商材に対してDesire(欲求)を持っているユーザー。

・集客キーワード例
「卵殻膜コスメ おすすめ」
「加水分解卵殻膜 美容液」
「ビューティーオープナー(商品名) 口コミ」など、直接的で単純。

▼逆に、Actionから遠いのは、「消費者購買行動モデル」の一番左、Attention(注意)以前、「そもそもそんな商材があること自体知らない、が、美肌になりたい」という潜在的なニーズを持ったユーザー。

・集客キーワード例
「エイジングケア コスメ」
「40代 おすすめ美容液」
「毛穴 改善」
「肌のゴールデンタイム 何時」
「肌に良い食べもの」などなど…考えればいくらでも出てくる、多角的なもの。

ということになります。

集客キーワード例

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▼前者は、成果が出やすいユーザーということになりますが、その分、ライバルサイトも多く、広告主のWEBサイトもその1つになってしまいます。リスティングなどの有料広告での集客も考慮しなければなりません。また、前述の通り、集客キーワードが直接的で種類も少ないため、アクセスが安定しないというデメリットも。

▼後者は、成果が出づらいユーザーですが、ライバルが少ない上に、考えれらる集客キーワードの種類が多く、ロングテールでのユーザー獲得が可能、といったメリットがあります。いずれも一長一短。自分のサイトではどんなユーザーを獲得すべきなのか、自分はどの層のユーザーを獲得することができるのか、今一度見直してみましょう。

商材のポジショニング(サイト内導線)

さて、次に考えなければならないのが、「商材ポジショニング」。これは文字通り、集客したユーザーにとって、その商材(広告)が、どういったポジションのものなのか?ということです。先ほどの2種類のユーザーを使って考えてみましょう。

▼すでにその商材の存在を知っており探しているユーザーは、当然、その商材を「認知」しています。よって、サイト内の導線はシンプル。探している人に、該当商品を差し出す…という感覚ですね。

▼一方、潜在的なニーズを持っているユーザーは、その商材をまだ「認知」していません。よって、サイト内でユーザーにその商材を知らしめ、さらに「そのユーザーにとって、いかにその商材が必要であるか」という「教育(リードナーチャリング)」をしなくてはなりません。これは「サイト内導線」の設計に大きく関わってきます。

リードナーチャリング

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潜在的なニーズを持っている人が、どのページに着地し、そして次にどのページへ移動して、どんな導線でキャッシュポイントとなる記事(ゴール)へ到着するのか…。もしも、みなさんのサイトに「教育」的コンテンツがない場合は、追加してみていはいかがでしょうか。

「戦略的アフィリエイト」まとめ

▼ライバルサイトの有無、検索ボリュームなどから、自分の能力で獲得可能であろうユーザーを決める。「消費者購買行動モデル」を使って切り出すと考えやすい。

▼そのターゲットにとっての商材のポジショニングを考え、サイト内導線を設置する。ユーザーがその商材を「認知しているのか、否か」がポイント。

もちろん、両方のユーザーを1つのサイトで獲得するのもアリですよ!

連載のまとめ PCの向こうにいるユーザー(人間)を意識しよう。消費行動を切り口にして、多様な集客をしよう。ユーザー導線、キャッシュポイントを作ろう。

…というわけで、「だいすきラボの場合」、全3回の連載、いかがでしたでしょうか。

今一度、ご自身のアフィリエイトサイトを見直し、きちんとした「戦略」をもって運営してみてください!
きっと結果がついてくるはずです。