ウェブスターマーケティング株式会社の吉岡政人さんによるSEOに関する記事も、今回の3回目で最終回となります。「アフィリエイトSEO概論 2014年以降のSEOは何が違う?」に続き、今回は「サイト設計論 ~トップページのキーワードの考え方~」についてお届けします。

「検索ボリュームが大きいキーワードを選べばOK!」ではない

サイトを作るときは、トップページに設定するキーワードを何にするか悩みますよね。

初心者はの中には「ビッグワードは、SEO激戦区だから自分のサイトが表示されるはずがない」とビッグワードを避けて、小さなキーワードを設定するという人が多くいるようです。例えば「脱毛、東京」これは難しそうだな、「脱毛、巣鴨」ぐらいにしておこうか。というようなイメージです。

だからといって、「検索ボリュームが大きいキーワードを選定すればよいか」といえば、私はそうは思いません。サイト設計の最初の段階からいきなり「検索ボリュームが大きいキーワードを選べばOK」ではないのです。

「検索ボリューム」と「キーワード概念」は、あまり関係がないと私は考えているので、キーワード選定のはじめの段階から「検索ボリューム」は意識しません。最終チェックの段階で、はじめて「検索ボリューム」によるチェックをしますが、まず、「サイトの設計をどうしていくか」を先に考えていくことをおすすめします。

ターゲットキーワ―ド設定時の概念

では、具体的にどのような手順でキーワードを考えていくのか説明します。

キーワードを選定する事例として、「脱毛」をあげてみます。

関連キーワードを羅列する

「医療 脱毛」、「脱毛 渋谷」、「全身 脱毛」、「永久 脱毛」、「わき 脱毛」、「出産後 脱毛」、「脱毛 クリーム」、「脱毛 手軽」、などいろいろなキーワードがあります。
まず、このように「脱毛」に関連するキーワードを羅列します。

関連キーワードをグルーピングする

キーワードの羅列が終わったら、検索ユーザーの意図を考えて、関連がありそうなキーワードをグルーピングしていきます。

「医療 脱毛」=「病院で脱毛したい」という意図が含まれます。
 ∟「脱毛 渋谷」=「渋谷で脱毛したい」という意図が含まれます。
 ∟「全身 脱毛」=「全身を脱毛したい」という意図が含まれます。
 ∟「永久 脱毛」=「永久に毛がない状態にしたい」という意図が含まれます。
 ∟「わき 脱毛」=「わきを脱毛したい」という意図が含まれます。
 ∟「出産後 脱毛」=「出産後に脱毛しても大丈夫か」という意図が含まれます。

「医療 脱毛」の意図の中に、各キーワードの意図も内包される部分があります。具体的には、下記のようになります。

  • 医師の監修のもと脱毛できる場所を、渋谷で探したい。
  • 医師の監修のもと、全身脱毛をしたい。
  • 医師の監修のもと、永久脱毛をしたい。
  • 医師の監修のもと、わき脱毛をしたい。
  • 出産後に脱毛をしても大丈夫か、医師の診断を受けたい。

このように、「医療 脱毛」に各キーワードが内包されるため、トップページのH1キーワードとして「医療 脱毛」を選択します。

そのサイトに、どのようなコンテンンツを入れるかを考えた場合、「脱毛 渋谷」、「全身 脱毛」、「永久 脱毛」、「わき 脱毛」、「出産後 脱毛」のキーワードをカテゴリーとして個別ページを配置していきます。

 

「医療 脱毛」に検索意図が含まれないキーワード

「脱毛 手軽」=「手軽に脱毛したい」という意図が含まれます。
「脱毛 クリーム」=「クリームで脱毛したい」という意図が含まれます。

「脱毛 手軽」、「脱毛 クリーム」は「手軽に脱毛をしたい」意図があるので、「医療 脱毛」とは関連が弱いと考えます。

「脱毛 手軽」、「脱毛 クリーム」同士は、「手軽に脱毛をしたい」意図があるので、この2つのキーワ―ド同士の関連は強いと言えます。

トップページのH1キーワードの決め方

「キーワード出し」と「グルーピング」を、もっと続けていくと「医療 脱毛」のほかにも、「医療レーザー脱毛」、「脱毛 病院」、「脱毛 皮膚科」などのように、「医師の監修のもと行われる脱毛」という概念のキーワードが出てきます。

概念が近いキーワードが複数出てきた場合、私はここではじめて「検索ボリューム」という考えを使って、検索ボリュームが大きいキーワードをタイトルに採用します。

Googleの「キーワードプランナー」(外部リンク)を使って、検索ボリュームをチェックすることができます。

月間検索数

「医療 脱毛」22,200
「医療レーザー脱毛」4,400
「脱毛 病院」720
「脱毛 皮膚科」880

※数値はGoogleの「キーワードプランナー」(外部リンク)を使った、2017年3月時点の検索数。

まとめ

サイトのトップページのH1キーワ―ドは、サイト全体のテーマを決定します。このテーマ設定がサイトのその後の運命を握るくらい重要です。

まず、キーワードを徹底的に羅列してから、意図ごとにグルーピングしましょう。

検索意図が同じキーワードが複数ある場合は、検索ボリュームが多いキーワードを選択してH1タグに設定するといいでしょう。

3回に渡り、SEO概念についてお届けしてきましたが、いかがでしたか? ご紹介した内容を、ぜひ実践してみてくださいね。
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